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第14回PVP研究会学術集会
会長 飯田 如 (医療法人 飯田クリニック 理事長・院長) |
この度、第14回PVP研究会学術集会の開催に際し、お世話をさせて頂くことになりました。私は、2013年7月からPVPに携わっており、以後本研究会にも参加させていただいております。本研究会の素晴らしいところは、諸先輩方の様々な手技を学びつつ、また難渋症例などについて直接意見交換ができるという気軽さではないかと思います。私自身、これまでにも本研究会で沢山のことを学びました。今回は大会長という大役を任ぜられ、身の引き締まる思いであります。現在、日本では超高齢化社会を迎えており、今後前立腺肥大症に対する外科的治療のニーズはますます高まることが予想されます。そうした中でPVPをはじめとするレーザー手術は、治療効果と安全性に関して、もはやTUR-Pに代わる標準治療のひとつと考えられます。さらに、最近はより侵襲が少ないMIST(PUL, WAVE, Aquablationなど)も登場し、医療者側にとっては治療方針に迷うこともあるかと思われます。そこで、今回のテーマは、高齢者(75歳以上)のBPHに対する外科的治療をどう考えるのかについて、皆様と一緒に議論することを目標とし、全体テーマを「高齢者のBPHと向き合う~MIST時代におけるPVPの存在意義とは?」と致しました。高齢者に対するPVPならではのご経験を、トラブルなども含めてご発表頂ければ幸いに存じます。特にPVPを始めたばかりの先生方のご発表も大歓迎です。また、シンポジウムでは、高齢者に対する外科的治療として、PVPをはじめとするレーザー手術、そしてMISTに関し経験豊富な先生方にご登壇頂き、高齢者におけるそれぞれの手術のメリットやデメリット等についてご講演頂き、これから迎える超高齢化社会でのBPH治療に役立つ内容を会場の皆様方と共有できればと考えております。是非とも第14回PVP研究会学術集会にご参加頂き、将来におけるBPH外科治療について自由なディスカッションが出来る場となるよう願っております。
第14回PVP研究会学術集会 | |
会 長 | 飯田 如(医療法人 飯田クリニック 理事長・院長) |
テーマ | 高齢者のBPHと向き合う~MIST時代におけるPVPの存在意義とは? |
開催日 | 2025年7月12日(土)15:30(予定)~ |
会 場 | 御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター ※現地開催 |
主 催 | PVP研究会 |